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HIBIKI column vol.12

ここは世界でも有数の石油の国。
今回のギャランティーは“ガロン”で支給かな(笑)
ここ最近、意外な国からの依頼が多い。
そして彼らは非常に「日本」という国にあこがれを持ち、片言の日本語をしゃべる。
Oh my Dear!! と日本語で言いたくて「アナダー!!(アナタ)」と叫ばれた時には笑ってしまった。
でもね、SMを愛する気持ちは同じ。
ただ宗教観が違うので、それで背徳のポイントが少々違う。
それだけ。
人間だものね。

さてさて、そのとても戒律の厳しい国の彼は、この卑猥な女体を持つ変態嗜好の女の何をもって神をいうのだろう?
頬をたたき、唾を吐く、鞭で叩き、蝋を垂らす。
反応を見ながら私は笑みを浮かべる。

ビョウのついたグローブで玉を握った時彼は悲鳴を上げた。
私はそのままカウントする。
見素晴らしくなったイチモツに難癖をつけ私は言う。
「私が気に入らないのか、オマエがダメなのか?」
異国の奴隷は少し考え答える。
「僕がイケナイ」
私は笑顔で続ける
「そうよね。オマエが悪い。だから罰を与える」

外に音が漏れないように、私は鞭ではなく蹴りを与える。
鈍い音に鈍いうめき声。
私は、10を数えると彼を抱き寄せ、ひざまくらのような形で彼の頭を撫ぜた。
プレイが終わった後、体のあちこちを触り、余韻に浸る彼に私は言った。
「大丈夫?」
彼は笑顔で言う。
「大丈夫だよ。最初のプレイの時は互いに緊張してるだろ?
だから大げさにリアクションして女王にプレイしやすく配慮するんだよ」
オイっ!、日本のM男と同じこと言ってんじゃねーよ(笑)
「もちろん私もよ。だからあなたを抱きしめたでしょ?」
私も彼に負けじと自分なりのホスピタイティを言う。
すると
「うん、あれは初めてだった。なぜだかわからないけど涙が出そうになった。
でも泣いたらダメだって我慢したんだ。あれは究極のリラックスだね」

国を超えて、人種を超えて通じるもの・・・
それはSMって枠を超えて、愛なんだと思う。

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