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HIBIKI column vol.11

この数年でフットワーク軽くなったなぁ。
しみじみ思う。
まるで他県に行くように、私は国を跨ぐ。
刺激を求めて。
それを見てM男はファンタジーを描く。
ここはとある国。
私は、一人の男を買いに来た。
いや、「買う」と言う設定を演じに来た。
今回の私は“どこかのリッチな変態マダム”
指定されたホテルに、指定された部屋を自ら予約しチェックインする。
チェックインしたことを知らせると
「welcome to my country」
と即座に返信があった。
「どう?そこの部屋?」
「イケてるね」
「じゃぁ、約束の時間に行くからね」
そんなやり取りをメールでする。
私は即座に一般的に“スィート”と呼ばれる部屋を、変態仕様の“ダンジョン”に作り替える。
しばらくするとまたメールが鳴る。
「飼われる役」のご登場だ。
私はロビーまで黒のスーツでお出迎え。
しかし、この時点で相手の顔はまだわからない。
エレベーターの扉があくと、私が下りる前に急ぎ足で入ってくる男がいる。
「初めましてHIBIKI」そう早口な英語で言われ、私は自分の名前を拾い「男」を認識する。
部屋に入ると、男はワォと小声を上げる。
いや、アンタが指定した部屋でしょ(笑)
M男は世界共通。
ここから“自分が選んだ女王は間違いなかった”と確信する自画自賛プレイが始まる
私は、「檻」に見立てた場所に男を押し込み衣装をチェンジした。

1
「ねぇ私のかわいい豚ちゃん。なんでこんなところに入ってるかわかる?」
「わかりません・・・」
「じゃぁ教えてあげる。あんた私に買われたのよ。今日から私が貴方のボスよ」
そう引きづりだし、ふかふかの絨毯が敷いてある床へ転がす。
CBTが好き。
そういってたのに玉を転がし爪でひっかき強く握ると悲鳴を上げた。
私は表情一つ変えず「女々しい奴め」と唾を吐き隆起した肉塊に往復ビンタをする。
「もっと優しくしてほしい」
と懇願する口に私の尻を強くあてる
肉塊はまだ隆起している
私は羽織っていた黒のレースを脱ぎ豚の口に可能なだけソレを突っ込む。
視界がクリアになった私の豚ちゃんは、私の姿を再び見て目を潤ませる。

2
そう、衣装をどんどん変えていく。
脳に小さな爆発を何度も起こすため。
男性脳は視覚に弱い。
小さなパニックを連続的におこし、瞳孔が開いてきた瞬間に私は私の名前を呼ばせる。
「ねぇ、君のご主人さまは誰?」
「mistressHIBIKIです」
私は豚の瞳を見て微笑む
「そう、私はお前の飼い主。ねぇ、もっとお尻を突きだして私におねだりしたら?」
赤く変色した表皮、痙攣を起こしている粘膜、口から流れだす粘液、、、
垂れた頭から己の股間をのぞかせると股の間から私の姿が見えるでしょう・・
3

それが本当のファンタジー
秘密の穴から見える逆さ天女。
男は、“F●CK”とつぶやき自分の肉塊を掴んで激しく震わせ昇天した。
全ては君のシナリオの中
私は君が作りあげたファンタジーの中の女神
そう、“FETISH“とは直訳すると”物神崇拝“
君はその自ら作った神に激しく欲情する。
罰当たりと思うことなかれ。
全てはファンタジーなのだから。

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