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HIBIKI column vol.22

人生山あり谷あり。。
いつも前向きに生きているような私ですが、毎日をお気楽に過ごしているわけじゃない。
もうこの業界から引退しちゃいたいなんて思うことだってある。
やりたいことは全てやり尽くした気がして、 ここ最近惰性の時間を過ごしてたのは事実。
気分転換兼ねて、いつもなら行かないファッションイベントに5年ぶりに参加したものそういう理由。
参加するよ。とSNSのスケジュール欄に書くと1通のメールが来た。
それは2年前に私がオランダでワークショップをした時の受講生ミストレスからだった。
彼女も今回のイベントに参加するらしく、久々の再会を心待ちにしているらしい。
ベルリンの会場に到着すると、参加者のほとんどが知り合い。
モデルもデザイナーも「久しぶり」と声をかけてくれるけど、それ以上に海外のミストレスたちが声をかけてくれて、
私を「もちあげた」紹介をしてくたことが少しびっくりした。
どうやら私は「日本の凄く有名な女王様」ってくくりに入ってるらしい(笑)
で連日撮影を済ませ、無事にファッションショーも終了
一息ついて、先述したミストレスを連絡を取り一緒にランチをとることにした。
もう海外でセッションすることに半ば飽きが来ていたのは事実で、今だってなるべく国内で完結できるようにシフトチェンジしようと試みている。
そんな心づもりだから、会話にも身が入らない・・・・(笑)なんて思っていたら、、、
このミストレス、受講生だったので甘く見ていたけど、結構なこの業界のキーパーソンで、 たまたま私のショーを見て感激して翌日のワークショップにきた重鎮だったのだ!
とにかく私の渡航スケジュールを知らせろと言う。
そう、世界の重鎮はコレまたこの業界の重鎮の紹介という鍵を持っていなければ開けられない扉があるのだ。
私は再び空を向いて苦笑いをする。
神様は、私にまだこの業界に居ろと次の扉の鍵を首にさげた猿田彦を遣わせたらしい。
天井は、まだまだ先にある。普通の女の子に戻る日は多分来生ね。

しかしだね、世の重鎮女王様って言うのは世界共通で底抜けに明るく、パワフル。
そしてM男をサラリと顎で使い、互いに冗談を言い合い、飼い主と大型犬のように幸せそうだった。
そこに悲壮感など1ミリもなく、サラリとゴールドカードをM男性に渡し、支払を済ませ
M男が運転する車に乗り込み最後まで私の笑いをそそっていた。

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